僕らの財政出動!素人異聞証券奇譚

〈素人証券日記〉どうなんす?ファイナンス。(しろうといぶんしょうけんきたん)え!?出版オファーですか?はい!喜んで〜!!

2018年のわたしの資産運用方針



 2017年は南アフリカ政策金利引き下げで、目標が遠ざかる

3年で投資やネット広告収益で毎月10万円の収益を上げるのを目標にやってきましたが、今年が3年目。ちょっとまだ達成できてませんw。ホントなら80%くらい達成できてたはずだったのに、、、

 

いろいろ想定外の事が起きてしまい、大どんでん返しとなりました。ZARが政策金利を下げたせいで、GMOクリック証券のZAR金利が160〜180円だったものが60〜80円になり、半額になったのです。当初のプランはZAR金利にかなり依存していたので、全てが崩れ去りました。

 

いま為替相場を見ながら、損をしないタイミングで順次TRYに移行している所です。トルコリラも通貨価値が低くて金利が高いので、ZAR金利が160〜180円時代と同等以上の収益効果が期待できます。

 

というわけで、来年の運用方針を、自分の整理のためにまとめました。

 (1)FXスワップ金利(確定申告の必要あり)

元本100万円で月5万円の収益を目指す。TRYなら無理のない安心運用できそうです。いままではGMOクリック証券1社にまとめていたのですが、楽天証券SBI証券などに運用を分散して、出金の機動力を高めます(将来的には楽天カードなどの支払いに直結するようにしたい)。

(2)投資信託源泉徴収

現在、定期預金は9割方解約して、投資信託に切り替えました。今思えば、なんで役に立たない低金利メガバンクの定期預金を続けていたんだろうと悔やまれます。やはり知識が少ないと投資信託は「危険なもの」としか思えなかったのです。

現在は、比較的安全に放置プレイでも資産を増やせる方法は投資信託しかないと思います。

 

(2-a)長期運用の銘柄(年1決算で再投資)

メインはSBI証券ですが、楽天証券GMOクリック証券などでも投資信託を運用しており、それぞれFXのスワップ金利収益を定期的に投資信託へ預け替えて、より安全な資産運用を順次増やしていきます。

メガバンクなどもネットバンキング用の銀行口座内で、手軽に投資信託が買える時代になったので、各行に定期預金代わりに10万円ずつ投資信託を入れておきたいですね。

高収益が狙えるのは内外の株式投信です。これまでは債券やリートやバランス型も均一にリバランスして4等分を目指していたのですが、今後は国内株式1/3、海外株式1/3、その他を1/3という比率に変えて高収益を目指します。

 

(2-b)分配金受け取り銘柄(毎月決算)

長期運用が固まった後は、別途毎月分配金の出る投資信託を10万円購入し、銀行口座に毎月小口現金が自動的に降りてくるようにしたいと思います。月々の光熱費支払いにも活用できたらと思います。 

投資信託の毎月決算銘柄は元本食い気味で分配してくるので、減らないための解決策を考えたいですね。今後は毎月分配の海外ETFを試してみて、ETFの方が分配後の目減りが少なければそちらへ移行したい。その辺は文末に詳細を書きました。

 

(2-c)iDeCo

60歳まで何があっても解約できないと聞いていたので、それは機動力が悪くてちょっと厳しいなぁと思っていたら、よく考えたら私はもう直ぐ50歳なので、60歳ってもう10年後に差し迫っていました。10年なら解約せず継続できそうですね。

まだ気分は二十歳だったのでw、60歳は随分先だと思い込んでいました。10年後ならやらない手はないですね。すぐ始めたい。

(3)仮想通貨(確定申告の必要あり)

2017年後半は仮想通貨に助けられました。複数通貨に分散投資していて、今日の時点では13万円の投資で10万円の利益が出ています。あと数年は利益を出し続けられればいいなぁ。

(4)株式投資源泉徴収

貧乏投資家には株式投資はちょっと効率が悪かったので、この数年は離れていたのですが、スマホ証券「One Tap Buy」で一流企業の上位株が1000円から買えるようになったので、再開しました。非常にお手軽です。今年は株価が絶好調なので、上位株の値上がりハンパない!!

さらにSBI証券が1日10万円以内の株売買の手数料が無料になったので、一流企業の上位株を単位未満株として手軽に1株から購入できます。もう手数料負けの心配不要になりました。

これまでは銘柄の選定が面倒だったのですが、証券各社が「銘柄のテーマ買い」のサービスをスタートして有望業界とお勧め銘柄のトレンドがすぐわかるようになったので、サクッと売買だけに専念できるようになりました。

きっと、安い低位株1000株買うよりも、有望な株を1株買った方が利益は出せます。

(5)ソーシャルレンディング源泉徴収

まだ契約してないのですが、SBIソーシャルレンディングなどに投資して、お金を貸して毎月利息を得る事が可能です。SBIでは今の所貸し倒れがなさそうなので、期待できます。

まだ詳しくは調べていないのですが、聞きかじった感じだと利息の金額は、FXの高金利通貨のスワップ金利投資信託の高額分配の銘柄には及ばない感じでした。あくまで分散投資の一環として。

(6)シストレ(確定申告の必要あり)

FXの自動売買は昔からあるのですが有料なのでスルーしてました。先日たまたま口座開設した「カブドットコム証券」が無料でシストレFXをやってるので、試してみようと思います。有名ママさん投資家が他社のシストレで月5000円くらいの収益を上げてるとツイートしてたので(以外と控えめな利益!?)、あまり欲張らずにやった方がいいのかなと思ってます。まだ設定方法がイマイチわかっていません。

インストール型の楽天証券のMT4も無料で自動取引できるそうなのですが、やはり設定がチンプンカンプンで、半年くらい前にインストールしたものの放置してます。

(7)海外ETF(現在は源泉徴収

ETFだのMMFだの略称が多くてチンプンカンプンだったのですが、ググってやっとわかってきました。海外ETFは海外の株式市場に上場している投資信託(日本市場には和製ETFも存在する)。

投資信託は発注から約定まで1週間くらい掛かるが、ETFは株扱いなのでリアルタイム取引ができて、資金の機動力が高い。

・信託報酬が投資信託の半額の銘柄もあり、全体として投信より信託報酬がお安い。

・しかし購入手数料はお高め。海外だと為替手数料も掛かるので、1口程度の購入では手数料負けして、投資信託の収益に永久に勝てない。あるブロガーの試算によると、5万円以上で購入すれば数年で投資信託に勝てる。

(プロのFPブログによると、日本の投信積立で100万円貯めてから、それを解約して海外ETFへ移行するのが賢いやり方らしい。100万貯まるかなぁ、、、)

・分配金の再投資は自動ではできない。再投資は手作業でする必要がある。

・税金が米国10%、日本20%と重複して引かれる。米国以外だとさらに現地の10%が上乗せされてしまうとか(確定申告で取り返すべし。面倒だけど)。

実際やってみないとわからない所はありますが、私がパッと見た感じだと、投資金額当たりの分配金は投信より少ないように見えました(今後よく調べてみます)。

本来のメリットは、株扱いなので売買の機動力が高い事なのですが、日本から購入すると購入手数料や為替手数料で手数料負けしてしまい利益が出せないので、10年単位の長期保有するべきなのでしょう。

さらに、これもよく調べないとわからないのですが、毎月分配型の投資信託だと元本食い気味でどんどん資金が減ってくるんですが、ETFは株扱いなので分配金を出しても元本への影響は少なそうな気がしています(まあしかし、普通の株でも決算後は株価が下がるので、全く影響ない事はないんでしょうけど)。

 

【参考資料】コラム もっと知りたいETF!|日興アセットマネジメント

分配型ETFは悪いファンド?(2010年4月30日)

www.nikkoam.com

老後は源泉徴収ありの投資だけにまとめたい

今はまだ頭もフルに働いているので、毎日20個くらいの銀行や証券会社の口座を管理して運用しているのですが(午前中はチェックで大変)、資産の把握もパスワードの把握も老後には無理だと思っています。いずれは口座数を3つくらいに絞る必要があるでしょう(使い勝手のいい信託銀行も見つけておきたい)。

そして源泉徴収がある投資なら、既に納税済みなので分配金や配当をもらったまま最悪放置もOKですから(還付が要らなければ)、老後にボケても安心だと思います。

海外の証券会社の方が利益率が高い?

それから、株でもETFでもFXでも、海外の証券会社に直接口座を開いた方がより多くの利益を得る事ができますが、ググってみたら、確定申告時に利益確定した時点の為替相場の資料が全取引に必要なそうで、書類の作成が死ぬほど面倒だと、ある投資ブロガーが書いていました。

そして当たり前ですが、全部英語での取引なので、英語がわからない人には厳しいそうです。

現在では日本の証券会社で、海外ETFが特定口座で源泉徴収ありが選べるようになったので、おとなしく日本国内の証券会社を使った方が楽チンでしょう。