投資信託で毎月10万円ていどの分配金を受け取るには(2)実証編
本当に500万円の元本で月10万円の分配金が入るのか
投資の金利や分配金はだいだい計算を下回る事が多い(特にFXの場合などは急な為替変動でほぼ胸算用が外れる事が多い)。そこで、前回の仮定編の実証実験をしてみた。個人の投資信託は既にいろんな銘柄に分散しすぎていて、シッチャカメッチャカで計算が面倒くさそうなので、真っさらな法人の口座で新規に20万円分の投資信託を購入してみた。
購入したのは以下の4銘柄。
- 日本株アルファ・カルテット(毎月分配型)
- グローバル・リート・トリプル・プレミアム・ファンド毎月分配型
- 楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)毎月分配型
- 好配当グローバルREITプレミアム・ファンド 通貨セレクト
その結果、6月と7月の分配金実績は以下の通り。
6月の分配金(計5,133円)
- 739円(受渡日:6/5)
- 1,844円(受渡日:6/18)
- 1,252円(受渡日:6/18)
- 1,298円(受渡日:6/19)
7月の分配金(計5,729円)
- 1,762円(受渡日:7/7)
- 1,602円(受渡日:7/21)
- 1,099円(受渡日:7/21)
- 1,266円(受渡日:7/22)
仮定通りの結果となった。元本400万円で月10万円くらいもらえそう。
データは2か月分しかないが、だいたい毎月5千円分配金をもらえる事が実証できた。20万円の元手で毎月5千円なので、元本が500万なら毎月12万5千円もらえる。だいたい当初の計算通りだ。もっと分かり易い金額にすると、元本400万円で毎月10万円もらえる。
しかし実際は、元本が割れていて、計算上では元本が約21万に増えているはずなのに、20万1500円になっている。これは長期運用していけば平均されて解消されると思われる。