貸付型クラウドファンディングを調べてみる
GMO証券の貸付型クラウドファンディング「maneo」
最近証券会社は「楽天証券」と「SBI証券」ばかり利用していて、一番最初に開設した「GMOクリック証券」には全くログインしておらず、すっかりごぶさただった。久しぶりに「GMOクリック証券」にログインしてみた所「maneo」という見慣れないメニューが。
「これなんだ?」
内容を読んでみたら「貸付型クラウドファンディング」で目標利回りが年率5〜8%で毎月分配で手数料は無料で2万円から投資可能。これは良さげだ。毎月分配型というのは老後用にいいかもしれない。
しかもGMOグループは巨大グループなので、信用できそうだ。複数のファンドでリスク分散するなどの手段をとりつつ運用すれば大丈夫かな。一般の投資信託や株式やFXの方がメリットが高そうだが、投資先を細分化する意味で投資しておいても悪くないかもしれない。
「maneo」自体は単独のサービスで2008年からある。GMOクリック証券は2016年10月より取り扱い始めた模様。
似たようなサービスで「クラウドバンク」がある。2013年4月から活動していて前身は「みどり証券」だそうだ。こちらは2015年に金融庁から業務改善命令が出たことがある。
他にも口コミをググってみると、これまでに融資返済に遅延が出た事はあるが、貸し倒れはないようだ。過去の業務改善命令も悪質なものではないらしい。ユーザーの急激な拡大にシステムが追いつかなかったらしい。ユーザーへの被害もなかったそうだ(あくまでネット上の情報)。
SBIグループの「SBIソーシャルトレンディング」
SBIグループでも同様のサービスがあった。 とりあえず「寄らば大樹の陰」という事で投資するならばGMOとSBIで考えてみたい。「SBISL証券担保ローン」というSBI証券と連携している案件は2017年9月で終了するそうだが、その他の案件もある。
ただしSBIの場合別の口座を開く必要がありそうなので、GMOからmaneoを利用した方が口座が増えずにシンプルに運用できそうだ(新規の審査は発生する)。当面はGMOのmaneoでやってみるか。
このような貸付型クラウドファンディングは元々海外で始まったもので、国外の有名どころのサービスも探せば利用可能だろうが、国内でも「みんなのクレジット(業務改善命令で自主休業中)」や「ラッキーバンク」などの手軽なサービスもあるらしい。安全なのか危険なのかは調べてみないとわからないが。元々商品自体がリスクがあるので、運営会社が危ないのは避けたい所だよねぇ。
信用面を考えたらやはり「GMO」と「SBI」での運用がいいかな。次回、運用開始し次第報告をアップしたい。他にも「インベスターズクラウド」という東証一部上々会社のサービスもあるそうで、さらに詳しく調べたら他にもたくさんの会社がやっていそうだ。
2社のシステムの違いは
ちなみに「maneo」と「SBI」の違いをわかりやすく解説しているサイトも発見した。
「maneo」はオークション型で「SBIソーシャルトレーディング」はマーケット型だそうだ。