プレスティア(旧シティバンク)の無料口座は2年間取引がないと凍結される
2008年にニュージーランド旅行に行く前に、シティバンクで口座を作った。現地で何かあった場合は役に立つと考えたのだ。しかし、特に使う事もなく帰国。(本来なら口座管理料を取られるのだが、丹念にサイトを探したらこの時は運良く無料プランがあったのだ!)
そして今年久々に使おうとしたら、何と口座が凍結されてる!!2年間全く動きがないと、残高のあるなしに関わらず、口座を凍結されてしまうそうだ。たとえ残高が1億円あろうとも、2年間動きがなければ口座を凍結されてしまう。
無料じゃないプランは使った事がないので詳細はわからないが、多分口座管理料が自動で引き落とされると思うので、2年間全く動きがないなんて事は有り得ないのかもしれない。つまり貧乏人の無料口座だけが凍結されてしまうのかw。
凍結解除の手続きは簡単で、電話で解除申請をしたら当日中に口座に入金すればいい。これは当日中でなくてはならない。翌日になったらNGで、もう一度解除申請の電話をしなくてはならないそうだ。
まずはとりあえず取引最低金額の1000円を入金しておこうと考えたのだが、セブンや郵便局のATMだと入金手数料108円取られてしまい最低金額を満たさなくなってしまう。という理由から2000円を入金しなくてはならない。
海外旅行でのキャッシュカード事情はだいぶ当時とは変わってきた。最近だとネット銀行は希望すれば大抵無料でVISAデビット機能が付いてくるので、例えば楽天銀行カードにVISAデビットをつけていれば、海外のATMで自分の口座からカードキャッシングとして現地通貨を引き出せるはずだ。
(もちろん手数料も掛かるし、レートも良くなさそうなので、緊急手段だろう。基本は、空港で外貨両替したり、現地ツアーガイドに外貨両替してもらう方が得だと思われる)
というわけで、あんまり使い道のない口座になったなぁ。
〈追記〉
本題からそれるが、一つネット銀行VISAデビットカードの注意点を記述しておく。ネット銀行カードにVISAデビット機能をつけてもらうと、カードが「エンボスレス」である事が多い。普通のカードは数字が凸凹していて触るとすぐわかるのだが、「エンボスレス」は数字がインクで印刷されているだけなのだ。
海外のホテルでは、日本のホテルと違って、チェックイン時にカードの提示が求められる事が多い。その時に「エンボスレス」のカードは利用を断られる事があるのだ。日本でショッピング時のカード支払時はだいたい磁気で「ピッ」とスキャンする方式がおなじみだが、海外では昔ながらの「ガシャコン」というカーボン複写でカードナンバーを複写する方式があり、そのような店舗では「エンボスレス」カードは使えない。