僕らの財政出動!素人異聞証券奇譚

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みずほ銀行で、無料振込回数を増やす裏技



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各銀行とも、預金者の取引金額によって各種有料サービスを無料利用できる特典があります。預金や利用回数が多い人ほど、無料振込回数などがさらに増えるお得なサービスです。

 

しかし各行とも、不景気の中で徐々に特典を受けるためのハードルが上がっていく傾向にあります。この特典は、以前はネット銀行の方にアドバンテージがあったのですが、最近はネット銀行でさえハードルが上がってしまいました。ショッパイですねぇ。

 

さて、今回はみずほ銀行の件です。今回の執筆に当たって、いま一度みずほ銀行のサイトを調べてみたら、12月末よりさらに規定が厳しくなり、今後は預金残高30万円以上からのスタートになってしまうようです(従来は10万からでした)。判定ステージは3段階あるのですが、今後は残高30万円のステージだと他行宛の振込手数料無料は月0回です。残高50万円以上でやっと振込手数料無料が月1回だけ付与されます。これは少ない!!残高500万円以上なら、振込手数料無料が月4回付与されます。最低でもこれくらいは欲しいですよね。

 

さて、本題はここからなのですが、預金残高500万円で受けられるこのサービスを、1000円未満で受けられる技があるのです(2016年11月現在)。

判定条件の中に「資産運用商品残高あり」という項目があります。実はここでは資産運用の金額までは言及していないのです。

 

従来の規約では明示はしないものの、実はグローバル口座を開設して外貨預金を10通貨預金するだけでも、このステージをクリアできてしまうのです。つまり為替レートが80〜90円であるNZドルを10通貨だけ預金しさえすれば、預金残高500万円クラスのサービスが受けられる事となるのです。

 

口座の開設は簡単です。既にみずほ銀行でネットバンキングをしている方ならば、電話一本でグローバル口座を開設して、普通預金からお金を入金できます。さすがに10通貨だけ預けるのはちょと気が引けたので、私の場合は2016年の上半期に1万円分のNZドルを預金しました。

 

12月末の規約改定で、この裏技が使えなくなるかどうかはまだ未確認です。今後確認でき次第、この記事の下に後日談として追記してお知らせします。

 

※勘違いがあったので、書き換えました。当初は「1通貨」と思い込んで執筆していたのですが、再度契約当時のメモを確認したら「10通貨」の勘違いでした。訂正申し上げます。記事は既に修正済みです。