僕らの財政出動!素人異聞証券奇譚

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楽天証券に口座を開いたら、銀行間の無料資金移動のメリットが大きかった



以前も似たような記事は書いていたが、最近楽天証券の口座を開いたので、近況をアップする事にした。結論を先に言うと「サービスは同グループ企業でまとめた方がお得だった」という話しである。

  

「家賃の振込み料を節約したい」などの節約を考えて、昔から月末にはいろんな銀行をハシゴしていて、それがエラい面倒だった。大きな駅では銀行が隣り合っている事も多いが、普通はちょっと距離が離れていてかなり歩く必要があったり。だが今はネットバンキングの時代なので、パソコンの前で全て完了できる。

 

しかし、例えば

(A)給料振込みは、みずほ銀行に入金される

(B)家賃の振込みは、三井住友銀行からしたい

というニーズがあった場合、ネットで済ませるには「みずほ→三井住友」の振込み手数料が発生してしまう。

 

これを無料で行うには、無料で銀行間の資金を移動する手段が必要だ。

(1)預金額が多ければ、みずほ銀行から毎月無料振込み枠を何回かもらえる。

 ※各銀行によって、月に何回の無料権かはルールが違う

(2)証券会社の無料即時入金と無料出金を活用して、銀行間の資金を移動する

(3)「同一名義なら他行振込み無料」の銀行と契約する

 ※そもそも(3)のケースだと、メインバンクをみずほから変更する事になる

 

などが思いつくが、以前は住信SBIネット銀行をメインバンクにしていたため、(2)を活用して、SBI証券経由で無料即時入金と無料出金を活用していた。当時は株取引をよくしていたため、手数料が安いSBI証券を選択したのだった。無料即時入金の仕組みを使ってみずほ銀行から入金して、SBI証券→系列企業である住信SBIネット銀行に無料出金、住信SBIネット銀行の無料振込み枠を使って家賃を振込手数料無料で三井住友銀行に振り込んでいた。

※当初は住信SBIネット銀行は口座を開くだけで、他行よりかなりお得な回数の無料振込み枠がもらえていたのだ。最近は以前ほど多くはない。

 

しかし最近は株取引はやらなくなってしまったのと「楽天グループの楽天スーパーポイントをガッツリ稼いでやろう」と考え出したので、メインバンクを楽天銀行に順次移行していた。

 

家賃も楽天銀行から振り込むことにしたのだが、その際に「みずほ銀行SBI証券無料即時入金→出金先を楽天銀行に設定」という流れにしていた。しかし、これだとタイムラグが発生してしまうんだよね。SBI証券から他グループの銀行への出金は、翌営業日とか時間によっては翌々営業日とか、週末であれば翌週の出金になってしまう。

 

で、今回トルコリラの取引のために新たに楽天証券に口座を開いて、楽天銀行とはマネーブリッジで接続した。楽天銀行楽天証券の資金の移動が無料で即できるシステムだ。

 

そしたら「みずほ銀行楽天証券無料即時入金→楽天銀行に出金」というお金の移動がものの数秒で即完了して、当日中に即家賃の振込みができた。当たり前の話ではあるが、サービスは同系列のグループ企業でまとめた方がメリットがデカイなとあらためて痛感した。