1500円でトルコリラを買ったら10年で何倍になる？
※この記事の執筆時点では、国内のFXのレバレッジは25倍でしたが、2018年に金融庁の規制が入って10倍になるという報道がありました。10倍ではこの記事の内容は実現困難となりそうです（2018/2/27追記）
さあ、また今回も机上の空論で計算をしてみよう！！
計算は不得意なので、エクセルの力を借りますが、ちょっと途中でわけわからなくなったので、計算が違ってたらゴメンなさいよ。
トルコリラ1000通貨で毎日10円の金利がもらえる
楽天銀行FXでトルコリラ1000通貨を購入すると毎日スワップ金利が10円もらえる。FX上で1000通貨購入には約1500円の日本円が必要となるので、1500円の元本で毎日10円もらえると考える事ができる（レバレッジが効いてるからこその運用だが）。
1ヶ月なら、10円×30日=300円となり、一年だと3600円の金利をもらえる。計算を単純化したいので、端数を丸めて一年の金利を3000円として計算しよう。つまり1500円の日本円でトルコリラを買うと年間3000円もらえるという事だ。
単純計算だと、10年で5900倍になる！？
これを毎年年末に引き出して、元本と合わせて翌年初に再購入する手続きを毎年繰り返していくと、、、10年で5900倍になる！？え、なんか計算間違えてるのか！？
しかし世の中そんなに甘くない。実際には10倍くらい余力が必要。
余力をいくらにするかは各人の運用感覚だが 、俺ルールではロスカットされないためには、必要証拠金の最低10倍の預入証拠金が必要だと考えている。なので、証拠金1500円で運用を始めるには15,000円の預入金が必要と考える。
なので、預入金を考慮していないこの表では運用が成立しないことになる。ホントに1,500円しか所持金がない場合には、既に1年目から計算が破綻している。最終的には10年目には3億円の余力が必要になるが、そんなカネ用意できるわけがない。
1500円を預けっぱなしだと、10年で20倍になる
俺ルールでは余力を15000円用意する必要があるものの、実際に運用している必要証拠金の1,500円ベースで考えると、10年で20倍になる。かなり端数をざっくりと丸めているので、実際はもっと多くもらえるだろう。
慎重目な複利運用をしても、10年で1,500円が50倍になる
ざっくり計算して10年の複利運用で50倍になる計算となった。年末に貯まったスワップ金利を次年度の預入証拠金に繰り入れて、その1割を必要証拠金として外貨を購入するという計算だ。1,500円が50倍だと75,000円だ。
計算が間違っている可能性もあるので、各自程よい余力を念頭に入れながら計算してみてくだされ。
